特定の国に入国する際に、特定のワクチンの接種が義務付けられている場合があります。
黄熱病
黄熱病は、一部のアフリカや南米の国々で流行している感染症です。これらの国々に入国する際には、黄熱病ワクチンの接種証明書が必要となる場合があります。
黄熱病予防接種証明書を要求する国(2024年5月現在、厚生労働省検疫所情報より)
- アフリカ: アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ共和国、コートジボワール、赤道ギニア、ガボン、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、ルワンダ、サントメ・プリンシペ、セネガル、シエラレオネ、トーゴ、ウガンダ
- アメリカ: フランス領ギアナ
黄熱病に感染する危険のある国(2024年5月現在、厚生労働省検疫所情報より)
上記以外にも、以下の国々では黄熱病に感染する危険性があるため、ワクチン接種が推奨されています。
- アフリカ: エチオピア、コンゴ民主共和国、タンザニア、ザンビアなど
- アメリカ: アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ガイアナ、パナマ、パラグアイ、ペルー、スリナム、ベネズエラなど
その他のワクチン
上記以外にも、渡航先の国や地域、滞在期間、活動内容などによっては、以下のワクチンの接種が推奨される場合があります。
- A型肝炎
- B型肝炎
- 破傷風
- ポリオ
- 狂犬病
- 日本脳炎
- 髄膜炎菌
- 麻しん風しん
- 水痘
- インフルエンザ
ワクチン接種に関する情報収集
渡航先の国や地域で必要となるワクチンや予防接種に関する情報は、以下の方法で収集できます。
- 厚生労働省検疫所ホームページ: https://wwwnc.cdc.gov/travel/page/icvp
- 外務省海外安全ホームページ: https://www.mofa.go.jp/
- 渡航先の国の大使館や領事館
- 旅行代理店
- 医療機関
注意点
- ワクチンによっては、接種後から効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。渡航前に余裕をもってワクチン接種を受けるようにしましょう。
- 持病やアレルギーをお持ちの場合は、事前に医師に相談してください。
その他
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種状況は、国や地域によって異なります。渡航前に最新の情報を確認するようにしましょう。
より詳しい情報や具体的な国名については、上記の情報源を参考にしてください。
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