旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と関係性の深い議員については、2022年7月の安倍晋三元首相銃撃事件以降、その関係性が大きく注目され、各政党が調査結果を公表しました。特に自民党は、所属国会議員に対する調査結果を2022年9月に公表しています。
自民党の調査結果(2022年9月)
- 自民党所属の国会議員379人のうち、179人(約47%)が旧統一教会またはその関連団体と何らかの接点があったことが判明しました。
- このうち、選挙支援や会合への出席、祝電を送るなど、一定以上の関係を認めた議員121人の氏名が公表されました。
具体的な氏名については、当時の報道で多数報じられています。例えば、当時の閣僚経験者や党幹部など、多くの議員の名前が挙がりました。
主な関係性の内容
議員と旧統一教会との関係性は、以下のようなものが報告されています。
- 選挙支援: 旧統一教会の信者らが選挙運動のボランティアに参加したり、票の取りまとめを行ったりしたケース。
- 会合への出席: 旧統一教会やその関連団体が主催する集会、イベント、セミナーなどに出席したケース。
- 祝電・メッセージの送付: 会合などに祝電を送ったり、メッセージを寄せたりしたケース。
- 献金・パーティー券購入: 旧統一教会やその関連団体から政治献金を受け取ったり、政治資金パーティー券を購入してもらったケース。
- メディアでの共演: 旧統一教会系のメディアに出演したケース。
その後の動き
- 自民党は、旧統一教会及びその関連団体との関係を「一切持たない」方針を徹底するとしています。
- 野党からは、さらなる調査や被害者救済のための法整備などを求める動きがありました。
- 盛山文科相(当時)のように、2024年に入っても旧統一教会との関係について問われる議員がいます。
現時点(2025年7月)において、新たに大規模な調査結果が公表されたという情報はありませんが、個別の議員と旧統一教会との関係が報じられることは引き続きあります。
詳細な議員名や関係性の具体例については、2022年9月以降の各報道機関のニュース記事などを参照されることをお勧めします。
具体的な名前
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と関係性の深い議員として、自民党が2022年9月に公表した調査結果で氏名を公表した議員が多数存在します。当時の報道や自民党の発表に基づき、一部の具体的な名前を挙げます。
自民党が氏名を公表した議員(一部抜粋)
自民党は2022年9月に、旧統一教会またはその関連団体と「接点があった」と認めた179人のうち、一定以上の関係を認めた121人の氏名を公表しました。さらに、その後の追加調査で数名が加わり、最終的に125人の氏名が公表されています。
当時の報道で特に注目されたり、関係性が深く報じられたりした議員には以下のような方々がいます。
- 木原誠二 官房副長官(当時) – 関連団体の会合に出席し挨拶。
- 今村雅弘 元復興大臣 – 関連団体の会合に出席し挨拶。
- 山際大志郎 元経済再生担当大臣 – 複数回の会合出席、関連団体トップとの写真などが報じられ、大臣を辞任。
- 細田博之 元衆議院議長 – 関連会合への出席や祝電送付などが報じられた。
- 萩生田光一 元経済産業大臣 – 関連団体のイベント出席や祝電送付、選挙支援などが報じられた。
- 岸信夫 元防衛大臣 – 岸田文雄首相の弟で、旧統一教会との関係が早くから報じられた。
- 下村博文 元文部科学大臣 – 関連団体のイベントへの出席や祝電送付などが報じられた。
- 加藤勝信 元厚生労働大臣 – 関連会合出席などが報じられた。
- 盛山正仁 文部科学大臣(現職)- 2024年に入っても旧統一教会関連団体との関係が報じられ、説明を求められた。
- 斎藤洋明 衆議院議員 – 旧統一教会の関連団体が作成した「推薦確認書」に署名したことを認めた。
- 寺田稔 元総務大臣
- 小林史明 衆議院議員
- 石橋林太郎 衆議院議員
上記はごく一部であり、100名以上の議員の名前が公表されています。関係性の内容も、会合への出席、祝電送付、選挙支援、政治献金など多岐にわたります。
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