【消費税のウソ】輸出戻し税の欺瞞

この動画では、安藤裕氏が輸出戻し税の仕組みと、それが円安の状況下でどのように機能しているかについて解説しています。

主な内容は以下の通りです。

• 消費税の仕組みの復習
  • 消費税は、売上から仕入れを引いた「付加価値」に対して課税される税金です [03:55]。
  • 安藤氏によると、消費税は「預かり金」ではなく、売上の110分の10を納める直接税であると主張しています [02:01]。
  • 法人税が利益のみに課税されるのに対し、消費税は利益に加えて人件費などの非課税仕入れにも課税されるため、法人税よりも課税ベースが広い税金であると説明しています [04:43]。
  • また、赤字の会社でも課税されることがある過酷な税金であると述べています [05:35]。
• 輸出戻し税（輸出による消費税の還付金）
  • 輸出企業は、海外での販売価格に消費税を上乗せできないため、仕入れにかかった消費税分が還付される仕組みになっています [07:47]。
  • この還付金は、企業が利益を出している場合でも受け取ることができます [08:00]。
  • 安藤氏は、この仕組みは「輸出補助金」であると指摘しています [11:17]。
• 円安と輸出戻し税
  • 円安が進むと、海外での売上が円換算で増加するため、輸出企業は為替差益を得ることができます [09:33]。
  • 安藤氏は、円安によってすでに利益を得ている輸出企業に、さらに消費税の還付金を与えるのはおかしいと主張しています [10:29]。
  • 変動相場制の下では、為替相場の変動によって消費税分の上乗せの有無が意味をなさなくなるため、輸出戻し税の仕組みは成り立たないと述べています [10:52]。
• 消費税廃止の提言
  • 安藤氏は、円安で輸出企業が利益を得ている今こそ、輸出補助金としての役割を持つ消費税を廃止するのに最適なタイミングであると提言しています [11:43]。

動画の最後には、おなじみのスローガン「政府の赤字はみんなの黒字」を唱え、経済成長を取り戻すことの重要性を訴えています [12:09]。

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