高田純氏(@gatapi21 )が投稿したもので山上徹也被告の裁判を「前代未聞の茶番裁判」と批判 の投稿をGrokでファクトチェック
安倍元首相銃撃事件の山上徹也被告裁判(奈良地裁、2025年12月結審、判決2026年1月予定)について、高田純氏のXポストが「前代未聞の茶番」と批判し、狙撃映像・死因矛盾・弾道・発射試験・弾丸発見・現場検証の6点が未検証と主張。
しかし、裁判記録と報道によると、これらはほぼ全て検証済み。
1. 狙撃瞬間映像の検証せず
- 主張の真偽: 誤り。裁判で検察側が事件当日の映像を証拠として提出・検証。安倍氏の姿勢や銃撃の瞬間を分析し、弾道や犯行状況を立証しています。警察庁の検証報告書でも映像を基に警護の空白を分析 。陰謀論(スナイパー説など)は映像検証で否定されています 。
「跳ね上がった」安倍氏の後ろの人の髪 「場合によっては他も被弾」
2. 警察司法解剖と治療医の死因矛盾を検証せず
- 主張の真偽: 誤り。裁判で司法解剖医(奈良県立医科大教授)が証言し、死因は銃弾による動脈損傷と出血性ショック。初期の救命医(奈良県立医大付属病院)と警察解剖の所見差は、救命措置中の観察誤差や出血の影響と説明。矛盾は解消されており、「ほぼ即死状態」と推察されています 。
安倍元首相銃撃 裁判序盤の検察側立証で否定された〝陰謀論〟「真の狙撃犯」はいなかった
3. 山上弾道の射入ベクトル検証せず
- 主張の真偽: 誤り。裁判で弾道を詳細に検証。銃弾は左上腕と首から入り、上から下への軌道は安倍氏の振り返り姿勢によるもの。解剖医や警察官の証言で立証され、陰謀論を意識した説明もされています 。
安倍元首相銃撃 裁判序盤の検察側立証で否定された〝陰謀論〟「真の狙撃犯」はいなかった
4. 山上パイプの発射試験映像を公開せず
- 主張の真偽: 誤り。裁判で検察が手製銃の発射実験映像を法廷で再生。殺傷能力(ベニヤ板4枚貫通、時速720km)を立証。被告が撮影した試射動画も公開されています 。
山上被告の手製銃試射の動画を再生 元首相銃撃初公判で検察側
5. 警察と山上が言う12個の弾丸発見せず
- 主張の真偽: 部分的に誤り。体内から1発の弾丸が発見されました。粕田承吾教授(司法解剖担当)の証言によると、安倍晋三元首相の体には4カ所の銃創があり、そのうち:
1発:左上腕から入り、鎖骨下動脈を損傷(致命傷)→ 体内を約30cm通過後、排出されたか、救命措置中に除去。体内からは発見されず。
2発:右前頸部から入り、右胸を通り、右上腕骨にめり込んで停止 → 体内から発見。
3発:前頸部に入射 → 詳細な進路不明だが、体内通過。
4つ目の傷:胸の打撲擦過傷(弾丸が議員バッジに当たり粉砕された衝撃)→ 弾丸は体内に入らず。
4カ所の銃創、山上被告の発砲と「矛盾しない」…解剖医が証言、「第三者犯行説」を否定
他6発は発見されています。
安倍元首相銃撃 裁判序盤の検察側立証で否定された〝陰謀論〟「真の狙撃犯」はいなかった
6. 事件5日後の現場検証の問題を尋問せず
- 主張の真偽: 部分的に事実だが、誇張。
事件当日に現場で遺留物を捜索したが、現場検証が、事件5日後になったのは事実。
裁判所の令状が必要なのと捜査員約50人を集めるのに時間がかかったと推測される。
流れ弾の痕か、現場から90m先の壁に3つの穴…銃撃事件から5日後に初の現場検証
7. 【番外】安倍元首相銃撃事件の初公判まで約3年(3年3か月)を要した
- 「公判前整理手続き」の長期化
1. 手製の銃が「拳銃等」に該当するかという争点
2 旧統一教会の影響と情状鑑定をめぐる攻防
3.大阪・関西万博の期間中は警備が手薄になる懸念があるため、万博閉幕後の10月に初公判が設定されました。
安倍元首相銃撃事件の初公判に時間を要した主な理由
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