ご提示いただいたYouTube動画は、**「脱北者が告白-公開処刑・餓死・監視社会…隠された地獄 北朝鮮の真相【NoBorder#23】」**というタイトルで、北朝鮮の国内の実態、拉致問題、スパイ工作、核・ミサイル問題など、さまざまな脅威について議論する番組です。Geminiで文字起こし
主な内容は以下の通りです。
1. 北朝鮮の国内事情と人権問題
- 脱北者ムン・ヨフィさんの証言
- 2015年に脱北。北朝鮮では公開処刑が一般的であり、ムンさんは10代の時に3回目撃したと証言 [06:52]。
- 特に、友人の母親が韓国ドラマをコピーして売ったという理由だけで、約1,500人の前で銃150発で処刑された事例が語られました [07:20]。
- 脱北のきっかけは、友人の母親の死刑だったとのことです [06:01]。
- 苦難の行軍と飢餓
- 1990年代の「苦難の行軍」では約300万人が死亡したとされます [09:50]。
- ジャーナリストの上杉隆氏は、2003年の北朝鮮潜入取材時に、子どもや老人が道端の雑草を拾って食べている光景を目撃したと語っています [11:15]。また、真実を隠蔽するために、車で人道にいる人々をひき殺すのを平然と行う様子も目撃したそうです [11:46]。
- 監視社会と人権侵害
- 北朝鮮には住民を組織化し、互いに監視し合う「人民班」という制度が確立しており、個人の自由は全くないとされています [20:59]。
- 女性の人権侵害も深刻で、例えば、大学の入試で「今年は女の人はいらない」という理由で、女性がテストを受けることさえ拒否されることがあるという実態が語られました [23:02]。
2. スパイ工作とサイバーテロ
- 工作活動の変化
- かつての工作員の主な任務は、情報収集や拉致、韓国の破壊工作などでしたが、現在は資金獲得が主な目的になっていると指摘されています [25:17]。
- ネットの普及により、暗号資産をハッキングするサイバーテロが主流になり、軍事費やミサイル開発費用に充てられているとのことです [25:35]。
- ハッキングの実態
- 北朝鮮のハッキングチーム「ラザルス」には約6,000人の工作員がいるとされ、日本でも約438億円の暗号資産が奪われたと公安調査庁が発表しています [27:51]。
- 中国が拠点となってハッキングが行われている可能性が指摘されています [28:45]。
3. 拉致問題と日本の対応
- 横田拓也氏の証言
- 拉致被害者である横田めぐみさんの弟、横田拓也氏(家族会代表)がゲストMCとして参加しています。
- 元工作員から聞いた、拉致された13歳のめぐみさんが船の船底に閉じ込められ、逃れようとして船室の壁を引っ掻いたため、指先が血で染まっていたという生々しい話が語られました [32:04]。この怒りと悔しさが横田氏の活動の原点だと述べています [32:22]。
- 日本の外交姿勢
- 日本が北朝鮮に対して「舐められている」という現状が指摘され、外交は「社交」にとどまっており、防衛においてもアメリカの傘に頼るしかないという現実が語られています [40:25]。
- 拉致問題の解決には、日本政府が**「悔しいけれども対話をしなければ彼らは人質を返さない」**という覚悟を持ち、対話局面を構築することが必要であると、横田氏は訴えています [36:47]。
4. 核・ミサイル問題
- ミサイル発射の意図
- 北朝鮮が日本海に向けてミサイルを撃つのは、あくまでもアメリカを威嚇するためであり、日本をターゲットにしているというメディアの報道は誤解であるという見解が示されました [38:23]。
- ただし、アメリカを威嚇することは結果的に日本を威嚇することにつながるとされています。
この動画のURLはこちらです: https://www.youtube.com/watch?v=koKN3_6B-ok
脱北者が告白-公開処刑・餓死・監視社会…隠された地獄 北朝鮮の真相【NoBorder#23】
NoBorder / 溝口勇児 · 23万 回の視聴
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